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2007年 05月 09日
THE PLAN9 22nd 『功夫ジョン(クンフージョン)』
東京公演千秋楽見てまいりました。 いつもプラン9の本公演を見た後、 ブログでこそこそ感想を書いていましたが、 なんでこそこそしているのか自分でも良くわからないので、 今回は堂々と書いてみます! たまには贔屓にしている芸人さんを全面に押し出してみてもいいじゃないっ!?(≧▽≦) …と思い、書き出したんですが、 ちゃんとしたレポを書けるわけでもないので、 私的感想&自分の為の記録として書こうと思います。 なので、本当に分かる人にしかわからない書き方などをかなりすると思いますが、 すみません…m(__)m (でも、DVD見るまでネタバレはイヤっ!という方は、見ないほうがいいかもしれません) プラン9では通常、リーダーの久馬さんが作、鈴木さんが演出というのが多いのですが、 今回は《プラン9の影の構成員》覚王山さん作演のお芝居でした! しかも今回は、客演の腹筋善之介さん(Piper)が演出にも参加するとのことで、 芝居好きで、腹筋さんが以前所属していた『惑星ピスタチオ』時代からのファンなので、 本当に見る前から期待度満点でした! 久馬さんと覚王山さんの作風で大きく違うのは、 やっぱり登場人物のキャラクターだと思います。 すごく極端に言うと、久馬さんは話し全体。 覚王山さんは登場人物を際立たせているような感じです。 (端的過ぎて、誤解を招きそうですが…) どうやら、いろんなブログを見ていると、 大阪公演と東京公演では結構内容が変わっているようですね。 今回『カンフー』がテーマで、 アクション俳優達と映画制作会社のスタッフの中で巻き起こるストーリーでした。 (大雑把過ぎる…) なだぎさんが主人公だったのですが、いろんなアクションをされていて、 その動きは、36歳とは思えぬキレの良さで、 あの肉体美といい、キレといい、只者ではないことを改めて知らされました! そして、やはり客演の腹筋善之介さん!! 昔から腹筋さんの“パワーマイム”が大好きで、 久しぶりに見てもやっぱり好きで、魅了されまくりでした。 しかし、今回一番心惹かれたのは、鈴木さんでした! 役柄がお姉系のフェミニンな役なので、 はじめは話すだけでちょっと面白い…みたいな空気だったんですが、 一番盛り上がる大事なシーンでの鈴木さんがピカイチで、 ぐぐっと舞台上の世界感に引き込まれました。 たぶんそこまで、注目されるような派手な台詞回しも動きも無かったんですが、 その自然さ&鈴木さんではなく、そのキャラが話しているようにしか見えず、 私には、もうなんとも言えない位の感覚でした。 他のシーンでの鈴木さんは、「やりすぎじゃない?」と言うくらいおちょけたり、 いたずら放題だったので、余計そのギャップにも面食らった感じで、 終演後、一緒に見ていた友達に、永遠その感動を伝えていました(笑) 芝居が好きでたくさん見てきましたが、 こういう感覚に出会えるのって、 数十回に一度あるかないか、なんですよね…。 人によっては全く印象に残ってないところかもしれませんが、 私には衝撃的なシーンでした! 演技でこんなに感動したと言うのに、 『功夫ジョン』を振り返ると、 浅越さんの《ほぼパンツ一丁の姿》と、 前の公演で出ていた“真田”という野球選手が、異様にロージンバックを触り、 その後、結局手に付き過ぎたロージンバックが気になり、全てズボンでこすり落とす… と言うシーンが頭から離れません(-.-;)…台無し??(笑) それと、なぜか舞台裏に女優の平田敦子さんがいて、 メンバーにも内緒で裏方の手伝いをしてたという謎の行動があったり、 なんだか良い意味でごちゃごちゃした千秋楽でした! 5人で去年のM-1にも出て、R-1でなだぎさんが優勝し、 “プラン9”が世間に知られてきて大変嬉しいのですが、 私は、本公演のDVDで好きになり、 5人の漫才・コント、ピンでの活動よりも、本公演が大好きです!!!! 是非忙しくなっても、このメンバーでお芝居を続けて欲しいと願っております☆
by orange_feel
| 2007-05-09 23:37
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